蓄電池とは

蓄電池(バッテリー)とは、充電することによって電気を貯め、繰り返し使用することが出来る電池のことです。蓄電池の主な用途としては次のものがおなじみですね。

・携帯電話、スマートフォンの電池パック
・ノートパソコンのバッテリー
・太陽光(ソーラー)発電の蓄電池
・自動車のバッテリー

乾電池にはプラス極とマイナス極の金属がでこぼこの仕様で施されていますが、蓄電池の充放電はこの2つの金属と内蔵された電解液の3つがかかわりあって発生します。

これら3つの化学反応によって生まれる電子エネルギーを利用して、充放電を行っているというわけです。
電池は、イオン化傾向の異なる2種類(+極と-極)の金属と電解液から構成されており、化学反応を用いて発生した電気を取り出しています。

この2種類の金属のうち、負極にはイオン化傾向の大きい(電解液に溶けやすい)金属が、正極にはイオン化傾向の小さい(電解液に溶けにくい)金属が用いられており、負極の金属がイオン化することで電子を放出し、正極へと流れていくことで、電気が発生するという仕組みになっているのです。(放電)

なお、イオン化傾向の大小は金属によって異なり、正極の金属と負極の金属のイオン化傾向の差が大きければ大きいほどより高い起電力(電圧)を得ることが可能です。

(イラスト)

しかし、このまま放電していくと、イオン化傾向の大きい負極は溶けてしまい、最終的には反応出来なくなるため、乾電池(一次電池)の場合はここで電池を交換する以外ありませんが、二次電池では充電を行うことで再び使用することが出来ます。

充電は放電の逆反応となり、エネルギーをかけて逆向きに電流を流します。
これにより、正極の金属が溶け出してイオンとなり、負極でイオンが金属となって析出することで、放電前の状態に戻るということです。

卒FIT・2019年問題とは何ですか?

「FIT(フィット)」とは、「Feed-in-tariff(フィードインタリフ):固定価格買取制度」の略語で、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーで発電した電気を、国が定める価格で10年間、電気事業者が買い取ることを義務付ける制度です。
この買取制度が開始されたのが2009年11月ですので、その時に太陽光発電を導入して売電を続けてきた方は、2019年11月に10年間の固定価格による余剰電力買取制度が満了しました。
これを「卒FIT」といい、「卒FIT」後は各電力会社や新電力会社と個別に買取契約を新たに結ぶことになります。2019年11月は10年の満期を迎える方が続々と出てくるのが「卒FIT・2019年問題」です。

【FITでの固定買取価格】
例えば10kW未満のFIT買取価格の推移は次のとおりです。
2012年度(42円)、2013年度(38円)、2014年度(37円)、2015年度(33円)、2016年度(31円)、2017年度(28円)、2018年度(26円)、2019年度(24円)です。

【卒FIT後の買取価格】
主要電力会社による卒FIT電力の買取価格は7.0〜9.0円です。